ふわふわと思い浮かぶ暮らし

田舎の古い家(平屋)に移り住み、畑を耕して自分たちの暮らしを助ける。お店を持つまではいかなくても、好きなことを生業にして収入を得て暮らす、とりわけそれはコーヒー豆の焙煎とあんこ炊き。冬は薪ストーブで暖をとり、夏は猫と一緒に縁側でぼーっとコーヒーを飲む。いつからだろうか、そんな暮らしの風景を思い描くようになった。きっと「ねことじいちゃん」の影響だ(愛読漫画)。けれどそれは夢のような話で、現実はそんな思い描いたようには進まないのがセオリーだ。そう、そう思っていたのだけれど、様々な縁と、偶然と、タイミングが折重なり、このたび田園風景の真ん中に自宅兼店舗となる小さな家を建てることになった。人生何が起こるかわからないものだけど、一緒に歩んでくれる家族にただただ感謝。

暮らしと仕事、すべてがすべてここに

ひらけた田園風景の中に、小さな焙煎工房を備えた喫茶室があります。 ひとり小さく営むお店で、コーヒー豆を焼き、あんを炊く日々。 どれも素朴で滋味深く、最後に温かみだけを残すような、 そんな味わいで、そんな商いを長く永く続けていきたいです。 街から離れた少々不便だけれども、自然に囲まれたのどかな場所。 ひとり、ぼーっとする。 ふたり、雑談を愉しむ。 肩の力を緩めてのんびりと、珈琲とあんこでもどうぞ。