暮らしに馴染む平凡な珈琲を


わが家では、珈琲は毎日飲む日常の飲み物です。心の養生でもあります。

毎日飲むものだから、良心的な価格であること飽きのこない味わいであること胃腸にやさしい健やかな珈琲であること何より自分と家族が好きでいつづけられることを大切にしています。


珈琲豆も農作物ですので、その年によって出来具合が違います。その上、季節の移ろいや日々の気温・天気によって焙煎具合もちょっとずつ変わるので、全く同じ味わいに仕上げることはなかなか難しい。


それも含めて形にしていった結果、お店には「灯し」と名付けたブレンド1種類と深やきカフェインレスのみを置いています。


一粒ずつ選別した豆を、ひとり小さな焙煎機で焼きます。生産量も売上げも小さなお店ではありますが、焼きたてで新鮮な珈琲豆をお届けしたいので、ストックは置かず、オンラインストアではご注文をいただいた量だけを順番に、店舗での販売は1~2日前に焼いたものだけを販売しています。


自分の焼いた珈琲が、定期便やオンラインストアを通して届けている方の、喫茶室に来て飲んでくださる方の、その日を乗り越える心の糧となっていたらこの上なく嬉しいです。

みなさんの健やかな暮らしが続くことを願っています。


【珈琲豆】

・ブレンド「灯し」(中深やき・深やき) 100㌘/700円

(定期便は心ばかりですが100㌘50円お安くお届けしています〉

・深やきカフェインレス 100㌘/800円


【その他】

ドリップ布 1枚300円


【おいしく飲める期間】


珈琲豆は、焙煎をしてから少しずつガスが抜けていくのに合わせて味も移ろっていきます。

焙煎仕立ては香りは強いのですが、味が少々暴れているといいますか、ぼやけています。それが日を追うごとに角がとれて円みのある味わいに変わっていき、やがて香りは抜けて弱くなりますが深みが増していきます。

日々の味わいの変化と、開封の繰り返しによって空気に触れて酸化していくので、やがておいしくなくなっていきます。お店ではおいしく飲める期間を「1ヵ月」とし、その間に飲みきれる量をお買い求めしていただくことをおすすめしています。